Kingdom Fellowship Church



Message Outlines

2012.10.28

十字架を味わう

主イエスは人としてこの世に来られて、最後のアダムと第二の人という二つの役割を担ってくださいました。私たちが信仰から信仰へと歩みが深まるにつれて、主はその後者との関係をますます迫っています。このことがスムーズに進められていくためには十字架の持ついやし、平安、安息といった、今も効力を発し続けているポジティブな面をエクレシア個々人が主観的にも味わい知り尽くして行く必要があります。この効力は少なくとも主の再臨まで維持されているのです。 主は最後のアダムとして十字架に臨まれ、第二の人として復活してくださいました。この十字架は旧創造と新創造の接点に位置しているため、旧創造(世)で生じてしまった悲しみ、神ご自身にも生じてしまった悲しみ、しかし新創造につながる御心に沿った悲しみが混在しています。それらネガティブな面の一切を最後のアダムが担ってくださったのです。- もしかすると産みの苦しみの記憶が第二の人にかすかにでも残っているかもしれません。残念ながら多くのクリスチャンは救いにいたるとまもなく十字架を卒業してしまっているのではないでしょうか。最後のアダムとの関係の記憶が強い反面、第二の人との関係が希薄というのは、先週のメッセージの言葉を借りるなら”親の心子知らず”をいたずらに助長しているのでは?私たちの御父と御子(復活のイエス=第二の人)との交わりにおいて十字架が豊かに添えられますように。


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聖句:マタイ7:13-14、10:34-38、11:28-30、イザヤ3:4-6,11、詩4:1、18:19