Kingdom Fellowship Church



Message Outlines

2011.02.06

明けの明星を待ち望む

今年の冬は乾燥しているせいか東南の空に明けの明星がくっきり見えます。イエスはご自身を明けの明星と言われましたが、正に白々しつつある空に瞬く明けの明星は、最も暗い夜明け前の終わりを告げ、空中に上ってこいと誘っているかのように強く瞬いています。そして徐々に空が明るくなっていく様子は、それこそ終末の終わりの想像を掻き立てます。まさに明けの明星は終末の艱難を乗り越えるために必要な私達の希望です。その希望を胸に、暗闇をともすともしびとしての御言葉に頼りつつ、来るべき艱難の時代を耐え忍ばねばなりません。では、艱難の時代に私たちはどのように過ごすべきでしょう。40日間の大洪水という暗闇の中、ノアは方舟に身を任せ、主のさばきで破滅していく世に目を向けることなく、天窓を見上げるのみで過ごしました。対照的に、5000人の給食の奇蹟後に船でガリラヤ湖を移動していた弟子たちは神を見ることができず、そばを通り過ぎようとするイエスを幽霊だと勘違いし恐れてしまいます。「エゴ・エイミー(私はある)」である御方が船に乗られてから、湖は平安になりました。明かりをつけて花婿を待っていた10人の娘たちは夜中にうとうとしますが、油不足に気づき、あわてて買いに行った5人の娘は婚礼の祝宴に間に合いませんでした。これからは、最も暗くなっていく時代だからこそ明けの明星が私たちを空に招いてくれるという約束を希望に、エクレシアである船の中に神の子イエスを招き、世の動きにとらわれることなく天の神のみを見つめ、平安に過ごして行くことが重要です。           


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 1. 日本語の聖書に出てくる「明けの明星」は4か所。すべて異なる言葉
イエス御自身が呼んでいる黙22:16:
夜明けの星⇒明けの明星
大艱難の最も暗い時に、イエスは人が寝ている間に明るく輝く星である「明けの明星」
としてひそかに現れる。


2.明けの明星が来るまで
 2.1ノアの方舟創7章
 2.2ガリラヤ湖での海上歩行の奇蹟マルコ6:45-52
 2.3十人の娘のたとえ正に「油断大敵」マタイ25:1-13。

結論

主の再臨を待つ私たちの最大の試練が、夜明け前
.
霊的夜明け前は、敵によって最も惑わされやすい状況にある。霊的に用心深くなる必要。
.
明けの明星が心に上る(主の再臨を告げる声)のを待つ。それまでのともしびは御言葉。
.
ますます世との切り分けが重要。天のみを見上げ、エゴ・エイミーである御方をエクレシ
アにお誘いし、平安を保つこと。

黙示録22:12
「見よ。わたしはすぐに来る。わたしはそれぞれのしわざに応じて報いるために、わたしの報
いを携えて来る。