Kingdom Fellowship Church


Message Outlines

2010.06.27

時代を聖書で見るA

今回から啓示録をシステマティックに見ていきます。いろいろなシンボルや出来事の意味などの解き明かしは興味本位になることのないように、まず御言葉そのものをそのままに読みつつ、啓示録の大きな構造を掴みたいと思います。パトモスにいるヨハネに対して与えられた天的な幻のキーワードは1章19節「さあ、見たことを、今あることを、今後起ころうとしていることを書き留めよ」です。現在の事から、今後起こるであろうことまで、啓示録は詳細なパノラマを見せているのです。今の私たちがこのパノラマのどの地点にいるのかの判断は、そのうちの自ずと分かってくることでしょう。解釈の仕方は、過去主義(すでにAD70までに大筋は終わったとする説)、未来主義(これから未来の出来事を主に描いているする説)、象徴主義(一種のファンタジーのようなものとする説)があります。私たちは1章19節に基づいて、今のことと今後起こることとして、御言葉どおりに理解したいと思います。大きな構造は7つの封印が解かれますと、巻物が開かれます。大艱難は第6の封印から開始されます。7つ目の封印の中身が7つのラッパです。1-4のラッパは自然界に対する裁き、5,6のラッパはそれぞれ第一の禍、第二の禍と呼ばれる人間に対する裁きです。11章まではこれから起こることのアウトラインを見せており、12章からその詳細を見せています。そして7のラッパは最終的な神のいかりが注がれる7つの鉢をこぼちます。主が開いて見せてくださいますように。


<< 週         報メッセージアウトライン>>
pdfファイル)

 


啓示録の構造@


Key Word
:さあ、見たことを、今あることを、今後起ころうとしていることを書き留めよ-1:19


大構造(アウトラインはWatchman Nee:"Aids to the Revelation"に準拠)

T. あなた(ヨハネ)の見たこと(1:9-20)

U. 現在のこと(2:1-3:22)

V. これから起きること(4:1-22:5)

 (1)アウトライン(4:1-11:19)
 
   @7つの封印(6:1-8:5)→封印はすべてが解けたとき、巻物が開かれる
 
     (i) 第1-6の封印
     (ii) 挿入された幻(7:1-17)
    (iii) 第7の封印→7つのラッパ
    (v) 天の光景
      
   A7つのラッパ
      
      (i) 第1-4のラッパ
     (ii) 第5のラッパ(第一の災い)
     (iii) 第6のラッパ(第二の災い)
     (iv) 挿入された幻(10:1-11:13)
     (v) 第7のラッパ→7つの鉢
     (vi) 天の光景

訂正:メッセージで大艱難が第6のラッパからと言ってしまいましたが、第6の封印からですので、訂正します。