Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2009.003.08


試練に処する秘訣

私たちの地上の生活では困難や苦難はつきものです。クリスチャンだからと言ってそれらがまったくない生活を送ることはあり得ません。なぜなら身体は旧創造ですし、世界もまだ完全には主に服していないからです。神はこれらのいわゆる試練を摂理と共に用いられます。あらゆる状況は神の許しの元で生じているのであって、その中で働く神の御手を見る必要があります。すべてが神のコントロールの下にあることを知れば、それだけで平安を得、また慰めを受けるはずです。神は困難を用いて私たちを訓練されます。それは私たちを子として扱う証拠であり、平安な義の実を生み出します。またサタンはあらゆる問題を持って私たちを苦しめます。が、それも神の主権の下にあることです。サタンに対する勝利は前回交わりましたが、このような場合は私たちの側に何かつけ込まれる要因があるのです。ただちに手放しましょう。そしてサタンに対して権威を行使してください。また私たちの肉は神から独立し、自分の考えと手法で自分の意志を成就しようとします。これに対する対処法は十字架です。私が神に頼ればよいのであって、本来は簡単なことです。神から自立した領域を探っていただき、そこを明け渡すことです。いずれにしろ単に苦しみから解放されることを求めるのではありません。その中でキリストを味わい、キリストだけを慰めとし、キリストへと委ね・明け渡すことがなされていきます。こうして私たちはますますキリストによらないでは何もなすことができなくなるのです。この時内なるキリストが成長します。これが神の究極的な目的です。ここに私たちのすべてをフォーカスしましょう。試練はすべて計り与えられており、期間も定められています。


<<週報メッセージアウトライン>>
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@ 摂理と試練:神は摂理と油塗りによって導く(ヨハネ4:4;1ヨハネ2:27;イザヤ30:21;使徒11:12など)→神のご計画の成就(=内なるキリストの構成cf.1ペテロ1:7)
A 試練の由来:神=訓練として(ヘブル12:7;11:17);サタン=滅ぼすため(ヨブ1章);私たちの肉=内なる欲に惹かれる結果(ヤコブ1:14-15)
B 試練の制限:神の許しの領域と程度に従う(ヨブ1:12;1コリント10:12)→試練の裏に働く神の御手を見る
C 試練への姿勢
・ 意外と思わないこと(1ペテロ4:12)
・ しのぶこと・もがかないこと(ヘブル12:7)
・ サタン由来であれば、つけ込まれる点を放棄する(ヨブ42:6)
D 神の約束
・ 逃れる道をそなえる(1コリント10:12)
・ 試練にあって守る(黙示録3:10)
・ 冠を得る(ヤコブ1:12)
・ 平安な義の実を結ぶ(ヘブル12:11)
・ 万事を益とする(ローマ8:28)
E私たちの心のあり方:地上の生活で経験するすべては神のご計画の成就のため→神の子の出現

●暗証聖句●

あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。

あなたは忍耐についてのわたしの言葉を守った。それゆえ、地上に住む人々を試すため全世界に来ようとしている試練の時に、わたしもあなたを守ろう。

試練を耐え忍ぶ人は幸いです。その人は適格者と認められ、神を愛する人々に約束された命の冠をいただくからです。

およそ鍛錬というものは、当座は喜ばしいものではなく、悲しいものと思われるのですが、後になるとそれで鍛え上げられた人々に、義という平和に満ちた実を結ばせるのです。
神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。