Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2008.06.15


時を見る目O

今日、社会ではアキバ事件のような凄惨な事件が起きます。人間が商品とされ、人間性疎外による結果です。ここでもバビロン化を見ることができます。このような事件に対して、社会は規制を強め、アメリカの911後の「愛国者法」や日本の「共謀罪」・「盗聴法」など、個人が社会の安全のためと言う大義名分の元で管理されるようになります。人間家畜化計画とも言えますが、ジョージ・オーウェルはすでにそのような社会を予言しています。バビロンの霊の目的はただひとつ。神の形である人間を自らの管理化に置くこと。そのためには社会保安や公共利益などの一見正義の概念すら用いて、人間を統一的価値観の元に置き、支配するのです。そのためにバビロンの霊は宗教・政治・経済・教育などを用いて人間をマニュピレートするのです。この時、内側に色気や野心などを抱える人は容易に欺かれるでしょう。人受けする教師を勝手に集め、神の言葉すらをも商品とします。これがニッポンキリスト教でもすでに起きているのです。しかし神の言葉は明白に命じています。一人ひとりが霊によって立つこと、塩気を失わないこと、欺きの霊によって真理からそれないこと、主の言葉と御名を否まないこと。この時神は私たちを愛する事によって、敵が私たちの足元にひれ伏すようにして下さいます。神が私たちのバックアップであることを神ご自身が示されるのです。そしてあらゆる試練から私たちを守り、ご自身が真の牧者となってくださり、残された者をご自身の元に集められるのです。小数の者として残される事は幸いです。


<<週報メッセージアウトライン>>
pdfファイル)


=バビロンの系譜B=


(1)現代的バビロンの霊の働き :混合と統一化→人為的一元化による管理と世界運営
  例:宗教統一(エキュメニカル)、統一基準、統一通貨、統一原理、愛国者法、共謀罪・盗
    聴法
  ・神の言葉:ローマ14章;1コリント8章

(2)人の本性:人受けすること(2テモテ4:3-4;2コリント2:17)
  例:人生の成功をネタに福音を語る;人の側の信仰を高く上げて人にへつらう;神のVIPな
    どの標語
  ・神の言葉:マタイ5:13;コロサイ4:6

(3)結果としての世と教界の現状:1テモテ4:1;2テモテ3:1-5;3:12

(4)私たちのあり方:責任=主の言葉と御名を守る(黙示録3:8)→神の約束(黙示録3:9-10)

(5)最も重要な点:ひとりひとりが神の前に単独者として立つ(エゼキエル2:1-2)→真の牧者により頼む(エゼキエル34:11-17)=真の安息を得ること