Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2008.03.16

時を見る目F


主は民族や国や国境を定め、人類を諸霊の元に分散して管理されます。私たちも日本人として生まれ、日本に生きております。これは主の主権によるものであり、日本を支配する霊の下で生きていたのです。しかしキリストは十字架においてすでにあらゆる支配・権威・主権・勢力を打ち破られ、彼らは主の足の下に置かれています。教会(エクレシア)はこのキリストの頭首権の下に直接に与るものですが、同時に私たちは日本人であり、この社会と国に生きています。ここでバビロンに捕囚された人々への主の語りかけが参考になります。私たちはこの国の主権に服し、支配者のために祈り、社会の平安を祈り、落ち着いた穏やかに生活を着々と送る必要があります。この捕囚の生活は70年と言う限度が定められており、この期間が明けるならば、彼らは自分の国に帰還する事ができるのでした。私たちも同様に主の約束があります。具体的には聖なる都に対する70週の約束です。すでに69週は成就していますが、あと1週が残っています。ストップウォッチが止まっているのです。異邦人の時が満ちる時まで主は教会(エクレシア)へと人々を集めているのです。しかしその1週、最後の7年が始まる時、この体が一瞬にして変えられ、私たちはまことの都へと旅立つのです。アブラハム自身がすでにこの都の幻を見ていたのです。現在のバビロンの捕囚生活は定められた期間であることを知り、安易な平和や希望を語る偽預言者に注意しつつ、その日を待ち望みましょう。


<<週報メッセージアウトライン>>
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=バビロンでの生活と主の約束=



■エレミヤ27章-29章

@ユダは主の主権によりバビロン王の配下に置かれた(6-11節)→民族・国・境界は主が制定された(使徒17:26);さらに諸霊による管理(ガラテヤ4:1-3)=分散統治
Aキリストは諸霊を十字架で打ち破り、すべての支配・主権・勢力・主権の上に置かれた(エペソ1:21)
B教会(エクレシア)は主の直接統治権の下にあるが、私たちは同時に社会の構成員であり(1コリント5:10)、国家の主権に服している(ローマ13:1,2)→霊と魂・肉体の分離の必要性
C定められた時までの生き方(27:11,12;29:5-7、cf.マタイ10:12-13;1テモテ2:1;1テサロニケ4:11)→安易な平和や希望を語る偽預言者に注意すること
D主の回復の約束(29:10-14):70年の定め(BC.586-BC.516)→私たちの場合は聖なるエルサレムに対する70週の約束(ダニエル9:24-27)
 ・カウントの仕方はいくつか説がある:例 69週(=483年)をアルタシャスタ王の命令(BC445年3月14日)から数えると(閏年などを調整)、AD.32年4月6日で、主がロバに乗ってエルサレムに入場した日(Sir. Robert Anderson)→最後の1週(=7年間)が残る(ローマ11:25)
E真の都への帰還のビジョンに生きる(ヘブル11:10,16;12:22;13:14)



■暗証聖句

エレミヤ29:10-14 主はこう言われる。バビロンに七十年の時が満ちたなら、わたしはあなたたちを顧みる。わたしは恵みの約束を果たし、あなたたちをこの地に連れ戻す。
わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。
そのとき、あなたたちがわたしを呼び、来てわたしに祈り求めるなら、わたしは聞く。
わたしを尋ね求めるならば見いだし、心を尽くしてわたしを求めるなら、わたしに出会うであろう、と主は言われる。わたしは捕囚の民を帰らせる。わたしはあなたたちをあらゆる国々の間に、またあらゆる地域に追いやったが、そこから呼び集め、かつてそこから捕囚として追い出した元の場所へ連れ戻す、と主は言われる。


1テサロニケ4: 11 そして、わたしたちが命じておいたように、落ち着いた生活をし、自分の仕事に励み、自分の手で働くように努めなさい。

ヘブル11:22 しかし、あなたがたは、シオンの山生ける神の都天にあるエルサレム、無数の御使いたちの大祝会に近づいているのです。