Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2006.07.23

言葉と心


私たちの心は魂と霊の相互作用とそのあり方を意味します。魂は思い・感情・意志からなり、霊は良心・直覚・交わりの機能を有します。魂の機能と霊の機能は密接に関連していて、私たちの内的生活を生み出します。神は外見を判断されることなく、心を判定される方です。よって心が整えられていることが重要です。もっとも大事なのは良心です。良心が弱いと不安が残り、確信を欠き、信仰が揺れます。良心がクラッシュすると霊が沈み込み、これは内なるいのちの火を消してしまいます。私たちの良心の強める必要がありますが、それは自分に一切頼らないことです。主の血のみに頼り、主の捧げ物によって、御座に近づく必要があります。まず良心を明らかにしていただきましょう。そして私たちが思うことを制御するとき、感情はその思いにふさわしくなります。消極的なことを思えば感情は不安と不満を生じさせ、意志はその影響を受けて行動も適切ではなくなります。神の言葉に沿って、神がどなたであり、敵が何者であり、自分がどんな存在であるかを思い、語るならば、それが私たちの経験また実際となります。思いが整えれば、感情が整い、意志が安定し、言葉が整います。その語りだされた言葉は実を生み出し、私たちはその実を楽しむことができるのです。かくして富んでいる者はますます富む者とされていくことでしょう!


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1.言葉と心(箴言17-18章)

@心とは魂(知・情・意)と霊(良心・直覚・交わり)の相互作用とそのあり方
A主は心を計る(17:3)→人の判断は外見;主の判断は心(1サムエル16:7)
B曲がった心と欺きの舌の結果(17:20)→偽りは悪魔の本質(ヨハネ8:44)
C喜びの心と沈みこんだ霊(17:22;18:14)→良心を強める必要性(へブル9:14;10:22)
D言葉は深い水、知恵の源から湧き出る(18:4)→私たちの霊の中にいますキリスト(1コリント1:24;1:30)
E口の禍(18:7,8)→信仰と口の制御(ヤコブ1:26)
F口の実を楽しむ(18:20)→語ること=心、心=信仰(ローマ10:10)、信仰は実をならす
G舌の力(18:21)→舌は私たちを導く(ヤコブ3:4)
H私たちの語ることば(レーマ)を、聖書に書かれている言(ロゴス)と合致させる→神と敵と自分に対する真理を語る(ヨハネ16:8-11)
I特に思いを制御する(ローマ12:2;エペソ4:17,18)



■暗証聖句:箴言17−18章

17:3 銀にはるつぼ、金には炉、心を試すのは主。
17:20 心の曲がった者は幸いを受けない。舌をもって欺く者は災難に陥る。
17:22 喜びを抱く心はからだを養うが/霊が沈みこんでいると骨まで枯れる。
17:24 分別のある人は顔を知恵に向け/愚か者は目を地の果てに向ける。
18:4 人の口の言葉は深い水知恵の源から大河のように流れ出る。
18:7 愚か者の口は破滅を/唇は罠を自分の魂にもたらす。
18:8 陰口は食べ物のように呑み込まれ/腹の隅々に下って行く。
18:10 主の御名は力の塔。神に従う人はそこに走り寄り、高く上げられる。
18:14 人の霊は病にも耐える力があるが/沈みこんだ霊を誰が支えることができよう。
18:20 人は口の結ぶ実によって腹を満たし/唇のもたらすものによって飽き足りる。
18:21 死も生も舌の力に支配される。舌を愛する者はその実りを食らう。