Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2006.06.11

言葉といのちの道

人はパンだけで生きるのではなく、神の言葉で生きます。神はイエスにおいて受肉され、地上にて物理的に神の言葉を語りました。イエスの言葉を聴く者はきよめられ、生きる者とされました。イエスの言葉は父の言葉であり、神は終わりの時、すでにイエスにあって必要十分に語っておられます。これが聖書であり、外なる神の言葉です。一方で真理の御霊が内にいてくださり、イエスの言葉を証しされ、イエスご自身を実体化して下さいます。私たちには外なる言葉と内なる言葉があるのです。父の言葉を心に留め、それを思い巡らし、それを信じ、行うならば、言葉は私たちのいのちとなります。書かれた客観的な言葉が、御霊によって語られるとき、あたかもイエスがそこにいて語ってくださったのと同じ力をもち、私たちを直ちに生かすのです。これからの時代、悪い者はさらに悪く、善い者はさらに輝くでしょう。聖書はこの世から悪を取り除けとは言っておらず、悪から離れ、悪の道と関わるなといましめています。同時に私たちの口からも悪い言葉、すなわち神が十字架でなしてくださった真理を否定する言葉を出すなと命じています。なぜなら私たちが語ることは心の中の表現であり、まずその心を変えていただく必要があります。心はいのちの源泉であり、こころを見張る必要があるのです。心が正しければ、境遇はどんなものであろうと、神との交わりにあって、豊かないのちを楽しむことができるでしょう。


<<週報&メッセージアウトライン>>
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1.言葉といのち(箴言4章)

@知恵を得ることは、父の言葉に心をとめること(1-4節;ヨハネ14:10;ヘブル1:2;2テモテ3:15-16)
A父の言葉からそれないことの約束(5-9節)
B父の言葉を受け入れるならばいのちは長くされる(10節)
C正しい道に歩む(11-12節)
D訓戒はいのちである(13節;ヨハネ5:25;6:63)
E悪い者たちの道と関わるな(14-17節;3ヨハネ1:11;1テサロニケ5:22)
F義人の道(18節)
G父の言葉を得るならばそれはいのちとなる(20-22節)
Hいのちの源である心を見張ること(23節;マタイ13:23)
I悪い言葉を口にせず、まっすぐな道を歩め(24-27節;1ペテロ3:10-11;ヤコブ1:21;3:8)



■暗証聖句■

4:10 わが子よ。聞け。私の言うことを受け入れよ。そうすれば、あなたのいのちの年は多くなる。
4:13 訓戒を堅く握って、手放すな。それを見守れ。それはあなたのいのちだから。
4:21 それをあなたの目から離さず、あなたの心のうちに保て。
4:22 見いだす者には、それはいのちとなり、その全身を健やかにする。
4:23 力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれからわく。
4:24 偽りを言う口をあなたから取り除き、曲がったことを言うくちびるをあなたから切り離せ