Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2006.05.14

言葉の務めD

父は農夫として私たちぶどうの枝を育んで下さいます。イエスはぶどうの木、私たちは枝であり、イエスの言葉、すなわち父の言葉によって清くされており、実を結ぶ者とされています。実を結ぶ鍵はただイエスの愛のうちに住まうこと。イエスは豊かないのちの樹液を私たちのうちに流してくださいます。イエスの愛のうちにとどまるためには、何もする必要がありません。ただすでに父がイエスによってなしてくださったことを信じるだけ。私たちはすでに父を呼ぶ子の霊、信仰の霊を受けており、外側には御言葉があり、御言葉を内に豊かに住まわせるとき、そこから信仰が生まれます。愛の中にまかれた御言葉は芽を吹き、父の管理の下に育ちます。このときの約束は、私たちがイエスのうちに住まい、イエスの言葉が私たちのうちに豊かに住まうならば、願うものは何でもかなえていただけるのです。かくして私たちが霊・魂・体のあらゆる面で実を結べば結ぶほど、私たちはイエスの経験しておられた喜びに与り、同時にそれは父の栄光となるのです。私たちが父の子として、父と関わり、父を味わい、父を知るほどに、私たちはイエスの弟子となります。これは私たちが神の子となること。つまりキリストが私たちのうちに形づくられることであり、究極的には私たちのうちからキリストが脱皮します。これが栄光化−神の子たちの出現−です。この究極に向かってすべてのことは父の愛にあって配剤されているのです。目の前の出来事で振り回されることなく、この究極の希望を見つめ続けましょう。


<<週報&メッセージアウトライン>>
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1.言葉を経験する鍵−信仰−

 ・霊的事実の実体化の公式:言葉(ロゴス)+信仰=私の経験(ヘブル4:2)
 ・言葉の務めの公式:言葉(ロゴス)+霊=いのち(レーマ)(ヨハネ6:63)



2.   神の言葉を語る準備は正しい神の認識と経験(つづき)

 B父なる神のみわざ(ヨハネ15章)−農夫

    ( i ) イエスはまことのぶどうの木、父は農夫(1節)
    (ii)剪定をされる→実を結ぶため(2節)
    (iii)イエスの言葉、すなわち父の言葉によって私たちは清い(3節;14:10)
    (iv)私たちの責任:イエスにつながること;自分では実を結べない(4-5節)
    (v)約束:イエスにつながり、イエスの言葉(=父の言葉)が私たちのうちに豊かにあるならば、求めるものは何でも与えられる(7節)
    (vi)結果:父は私たちの実とイエスの弟子化によって栄光を受ける(8節)
    (vii)父がイエスを愛するように、イエスは私たちを愛した(9節)→ただとどまる
    (viii)父の掟を守ることは、父の愛にとどまること;イエスの掟を守るならば、イエスの愛にとどまる(10節)
    (ix)以上はイエスの喜びが私たちのうちにとどまり、私たちの喜びが満たされるため(11節)
    (x)イエスの業は父の業(14:10)


 C 父の業に与る鍵は愛によって働く信仰(ガラテヤ5:6)
    ・愛のない信仰は虚しい(1コリント13:2)
    ・信仰によらないことはすべて罪(ローマ14:23)
    ・愛は信仰を生む→愛にとどまること! 
    ・私たちには父を呼ぶ霊がある(ローマ8:15)
    ・私たちには信仰の霊がある(2コリント4:13)
    ・私たちには信仰を生む御言葉がある(ローマ10:17)
    ・キリストの言葉を豊かに住まわせ、イエスの名によってすべてをなし、父に感謝する
    だけ(コロサイ3:16)