Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2002.03.31

真理の実践シリーズ


いのちを養う−復活の意味

イエスは復活されました。それは彼のパースンとわざがすべて父に受け入れられたことの証でありましたが、さらにわたしたちにいのちを与えるためでした。最後のアダムであるキリストはいのちを与える霊ととして、御霊によって私たちの霊に内住され、霊のうちから魂の領域へと造り替えのみわざをなして下さいます。神から離れてきた私たちの魂はこの世の形に造られていますが、徐々に神の子の形に造り替えられます。神が人になられたのは、神の子の形を人である私たちのうちに構成するためでした。私たちは人間性にあって神のご性質に与ることができるのです(注:人が神になるのではありません)。神の律法を守り、神に従うためには、それができるいのちが必要です。生与のいのちではできないのです。そこで神はキリストにあって受肉され、死と復活を経て、いのちを与える霊として私たちにキリストのいのちを与えて下さったのです。賜物においては人によって差がありますが、いのちにおいてはすべて等しく与えられています。私たちは神から生まれた、神の子なのです。このインプラントされたいのちを私たちが御霊と協力して養い育てること、これが私たちのうちに展開する神の国の拡大であり、表れなのです。まず霊の乳である御言葉を慕い求め、祈り、賛美、黙想、証しなどの水の注ぎをとおして、このいのちを養うのです。


1.神の意図

  私たちの霊にキリストのいのちを吹き込む

  →私たちの魂のうちにキリストの形をつくる(ローマ8:29、ガラテヤ4:19、2ペテロ1:4)

  =キリストの思い・感情・意志、そして行動パタン


2.復活−キリストはいのちを与える霊となった(1コリント15:45)

  ・ 旧約は影→キリストが実体=いのちを与えてくださる

  ・ 旧約の聖徒が得なかったもの(ヘブル11:39,40)

  ・ 神の国はいのちの経験と実体化(マルコ4:26、ローマ14:17)

  ・ 私たち(の霊)は神から生まれた(ヨハネ3:3,6、ヤコブ1:18)


3.いのちを養う必要(1コリント3章)

  ・ 教会−神の畑、私たち−神の協力者、育てる方−神ご自身

  ・ 栄養−御言葉のミルク(1コリ3:2、ヘブル5:12,13、1ペテロ2:2)

  ・ 保護−キリストの血潮(出エジプト12:13)、神の武具(エペソ6章)

  ・ ケア−父は求めない先からご存知である(マタイ6:32)

  ・ 供給−いのちと敬虔に必要なものはすべて与えられた(ピリピ4:19、2ペテロ1:3)

  ・ 剪定−実を結ぶための刈り込み(ヨハネ15章)


4.御言葉に親しむ

  ・ 御言葉は甘いと同時に苦い(エゼキエル3:1-3、黙示録10:9)

  ・  霊は御言葉によって養われる(2テモテ3:15,16)

  ・ 御言葉に吹き込まれた神の霊に触れる−知識だけでは無意味→いのちを得る(ヨ

   ハネ5:39,40)

  ・ 祈りと黙想−御言葉で祈り、御言葉を思う→習慣化する必要




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